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スマホ認知症に注意!
[2020.09.18] スマホスピタル秋葉原
夏休み真っ盛り!
私が学生の頃は夏休みといえば友達とプールに行ったり、祖父母に会いに行ったり、キャンプしたりと盛りだくさんでした。
そう、一昔前は外に出て遊ぶということが主流でしたが、最近の学生は【休みがあるとスマホを触る時間が増える】傾向にあります。
スマホを触る時間が増えると、どうやら【スマホ認知症】になりやすくなるという結果があるのです!!!
■スマホ認知症
スマホなどのIT機器の使い過ぎにより、脳機能が低下し物忘れが酷くなってしまいます。
例えば「取引先の名前を失念」「大事な会議があることをすっかり忘れてしう」「用があってコンビニへ向かったのに、何を買いに来たかを忘れてしまう」です。
社会人でこれはとても致命的ですよね。
脳神経科学専門の枝川義邦・早稲田大学研究戦略センター教授によると
「スマホは、動画も見れるしゲームもできる。つまり、情報量が多すぎるため脳が働きすぎて過労状態となり機能が低下し、うつ状態に近くなることもあります」
と説明しています。
また【スマホ認知症】という名前を付けた脳神経外科医の奥村歩氏によると、上記のようにスマホが原因で脳の不調を訴える患者さんが近年増加傾向にあるとのことです。
■過度の使用を続けると…
スマホを使用する脳の部分は「人間らしさを作っている部分」です。
この部分は他にも「他人とのコミュニケーション」や「感情のコントロール」「やる気」等を司る部分でもあります。
この脳の部分が過度の疲労により、働きが滞る恐れもあります。
■理想の使用時間は
スマホは今では生活必需品となっています。
高校生では3割が5時間以上の使用をしているというアンケート結果が出ています。
多くの人間がスマホを触る生活を送っていますが、一体理想の使用時間はどのくらいなのでしょうか。
答えは1日1時間。
うーん。
私は1時間以上は使用しているな。
■スマホ断食
【スマホ認知症】という名前を付けた脳神経外科医の奥村歩氏によると、本来の『認知症』である脳の機能が元に戻らない不可逆的な状態を指しますが
『スマホ認知症』はまだ認知障害を起こしているレベルとのこと。
この認知障害を起こしているレベルであればスマホ断食をすれば脳や体調を回復させることができます。
先ずは1週間だけでも良いのでスマホ断食をしてみましょう!
自分1人では難しい場合は家族に手伝ってもらうのもアリです。
■ブル―ライトも体に悪い!
ブルーライトが与える人体への影響力については既に御存知の方は多くいますが、より具体的にどのように私たちの生活に影響を与えているのかは御存知でしょうか?
先日、友人と食事をしていた時に「肩こりすぎだね」と指摘されました。
え?見ただけで分かったの?と驚きました。
友人は気功を修得しており「こり」に関してはそれなりに知識はあるとのことでした。
こりの原因は「ストレス」「姿勢」「眼精疲労」がメインだそう。
ここまでは誰でも知っている知識ですよね。
姿勢が悪いのは、この仕事をしていたらどうしようもない。
修理するってなると、ずっと下を向いてい作業するし細かいパーツの集合体だから近いものをずっと見ているし。
そして定期的にこうやってパソコンを使ってブログを書いているし。
それに最近やたらと目が痛い。頭痛もする。ドライアイに拍車が掛かってきている。
肩の中には石でも入っているんじゃないかってぐらい凝り固まっている。
友人に言われたのは「眼精疲労を先に何とかした方がいい。ブルーライトカットの眼鏡を着用しなよ」でした。
ブルーライトカットの眼鏡は持っているんだけど度が入っていないんだよな。
眼鏡を新調するのは勿論だけど、他に方法はないのか?
そもそもブルーライトって何故人体に悪いのか?
など調べてみました。
■ブルーライトは自然界にも存在する
ブルーライトは自然界にも存在し、波長が短く強い光です。
ブルーライトと聞くと目に悪い!という印象が強いですが、ブルーライトが存在しなければ青いものを青だと認識することが出来ないのです。
1番わかりやすいのが空ですね。
空が青く見えるのは太陽光線にブルーライトが含まれているためです。
自然界にも存在するブルーライトですが、何故ここまで悪い印象があるのか。
それはスマホの液晶画面から発せられるブルーライトが強いためです。
太陽光は様々な色が混じり合ってあっていますが、スマホの液晶画面には「青」「黄」の光のみで発光しています。
蛍光灯ですら「青」「赤」「緑」を使用しているのにスマホはたったの2色なのです。
そうなると必然的に「青」を浴びてる量が増えてしまいますよね。
■ブルーライトを浴びる時間帯に問題あり
太陽光に含まれているブルーライトには私たちに必要な光です。
私たちは朝に太陽光(ブルーライト)を浴びることによって睡眠ホルモン(メラトニン)を抑制する効果があります。
よって私たちは朝にブルーライトを浴びることによって日中は活動しやすくなり、太陽が沈むと睡眠ホルモンが分泌されて眠たくなるという自然のサイクルが生まれるのです。
ここまで来たらもう分かりますよね。
日が沈んでからブルーライトを浴びると寝つきが悪くなり不眠症の原因にもなります。
なので睡眠2、3時間前にはパソコンやスマホ、タブレットの使用を控えた方が良いと言われていますよね。
関係ない話だけど睡眠3時間前には食事を終わらせろとも言われていますよね。
睡眠3時間前のこの3時間っていろいろな意味で大切な時間なんだろうな。
■ブルーライトは睡眠を阻害するだけはない
睡眠の阻害をされるだけはなく、眼精疲労にもなりやすくなるのがブルーライトです。
波長の短い光であるブルーライトは散乱しやすい特性を持っています。
それがパソコンやスマホ、タブレットの画面の眩しさ、表示の滲みに繋がります。
目はこの滲んだ表示にピントをあわせて、しっかり見ようと何度もピント調節を繰り返します。
そうすると眼精疲労に繋がるのです。
さらに、液晶画面を凝視する事で「まばたき」が減り、角膜が乾燥します。
角膜の乾燥が慢性化すると「ドライアイ」になってしまいます。
ドライアイになってしまうと涙の質とバランスが崩れて涙が目へと均等に行きわたらなくなります。
同時に目が傷付きやすくなってしまいます。
他にはドライアイになると「乾燥防止」「洗浄」「殺菌」「栄養補給」「ピントを合わせる」という涙の効果を阻害されます。
目がゴロゴロするという感覚はこのドライアイから来ていることもあります。
スマホを使うと太る!?
みなさん一度は耳にしたことはないだろうか。
「スマホを利用すると太る」
厳密に言えば寝る前にスマホを利用すると太りやすくなるってこと。
一体それは何故なのか。
私たちの体は「ホルモン」に左右されると言っても過言ではない。
ホルモンには様々な種類があり、太りやすくなるホルモンや痩せやすくなるホルモンが存在する。
スマホから発せられるブルーライトによってこのホルモンのバランスが崩れて太りやすくなるのだ。
睡眠ホルモン「メラトニン」の減少
私たち生き物が睡眠をする時に「メラトニン」というホルモンが分泌される。
この「メラトニン」が生成されるには条件がある。
「周囲が暗い環境である」こと。
私たちは夜が来ると「メラトニン」が生成され就寝につくという自然サイクルを持っている。
そして太陽が昇ると「セラトニン」というホルモンが分泌され目が覚めるのである。
この自然サイクルの中に「ブルーライト」が侵入したらどうなるのか。
答えは簡単で「メラトニン」が生成されず、深い眠りに入ることができなかったり睡眠時間が短くなってしまう。
このようになると疲労回復ができず疲れが溜まった状態になる。
疲労が溜まったまま体を動かそうとすると、より一層のエネルギーが必要になり食欲が増加するのである。
しかし食欲は増加するが、エネルギーを消費する力が疲労によって鈍くなり結果的に太りやすくなってしまう。
太っている人間ほど睡眠時間が短いとよく言われる所以である。
レプチンの減少
睡眠時間が減ってしまうと「レプチン」というホルモンが減少してしまう。
この「レプチン」は食欲を抑えるホルモンだ。
睡眠時間が長いほどこの「レプチン」が分泌される。
前述した内容と被るが、睡眠不足は食欲が増すのである。
グレリンの増加
レプチンとは反対の動きをするホルモンが「グレリン」と呼ばれるホルモンだ。
そう食欲を増加させるホルモン。
この「グレリン」は睡眠時間が短かければ短いほど生成され、レプチンとは真逆の働きをしている。
対策
対策としては1番なのは就寝前にはスマホ(ブルーライト)を使用しないことが理想ではある。
しかしそこまで意思の強い人間はなかなか居ないのではないだろうか。
そこで考えらえるのがブルーライトをいかにカットするか、である。
市販でブルーライトをカットするフィルムが販売されている。
また最近ではブルーライトを軽減させるために画面の鮮度や明度を調整できるアプリがあるのでこれを活用するのもアリだろう。
そして「メラトニン」の原料になる「トリプトファン」を摂取するのも手である。
このトリプトファンは必須アミノ酸であるため食物から摂取しなければならない。
このトリプトファンが多く含まれている食物が、牛乳やバナナ、鶏むね肉、チーズ、大豆製品、牛肉、ナッツ、卵である。
忙しい朝は牛乳とバナナ1本でもいいだろう。
■対策はあるのか
ここまで読むとブルーライト怖い!となりますよね。
しかしスマホやタブレットの操作を止めることができない。
じゃあどうしたらいいんだ!となったら先述したようにブルーライトカットの眼鏡を購入するのも1つ。
度ありの眼鏡を購入したい場合は眼鏡屋さんにもよるけれど安くて7,000円で作ることもできますよ。
私は眼鏡にこだわりを持っていて絶対に富士メガネじゃないといけないんだ!
富士メガネの場合は1万7千円ぐらいからでした。
高いけれどクオリティーは抜群に良いです。
では眼鏡以外に対策は無いのか?
大丈夫です!ちゃんとありますよ!
◆iPhone編
iPhoneはブルーライトカットをしてくれる機能が備わっています。
その名も「Night shift」です。
「Night shift」は画面の色彩である青を減らし赤を増やしてくれます。
先ずは「設定」アプリを開きます。
次に「画面表示と明るさ」を選択します。
上から2段目の「Night Shift」を選択します。
色温度を暖かくすることによって赤味の強い画面表示になります。
時間指定や有効時間を設定することもできます。
私の使用しているiPhoneXRだと赤味の強い画面になっていますが、スクリーンショットをすると通常の色で撮影さえるため変化が無いように感じられます。
しかし、ちゃんとブルーライトはカットされているのでこれで大丈夫です!
◆Android端末編
Android端末ですとブルーライトをカットしてくれるアプリが沢山開発されています。
(iPhone用にもあるけれど、設定アプリで十分な気が…)
私が以前使用していたXperiaでは2位にランクされている「ブルーライト軽減フィルター~ブルーライトはアプリで対策!」を使用していました。
緑色や赤色、茶色などの色選択ができて、どの程度強さを出すかを細かく設定することができます。
勿論、設定した時間帯になったら自動でブルーライトカットをしてくれることもできます。
自分の好きなようにカスタマイズすることが可能。
◆ブルーライトカット液晶保護フィルム
ブルーライトをカットしてくれる液晶保護フィルムは家電量販店で扱っています。
私も90%もカットしてくれるっていうフィルムを使用していたのですが本当に90%もカットされているのか?と疑問。
それでも貼らないよりかは良いんだろうけど。
私が試してみたところ「アプリ」か「設定」で画面の色を変えて、ブルーライトカットの眼鏡を使用するという方法が1番効果がありました。
ブルーライトカット液晶保護フィルムを貼るより、画面を割らない画面強化ガラスフィルムを貼った方がイイ。
■最後に
私たちが思っている以上にブルーライトによる影響は多大なものがあります。
眼精疲労やドライアイだけでなく睡眠障にも発展しかねません。
最近はスマホ老眼なんていうワードも出てきましたからね。
適度に使用することは勿論ですが、ブルーライトカットをすることによって私たちの大事な身体を守っていきましょう!
人間が得る情報の9割は視覚ですからね。
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