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やはり格安SIMの王者はUQモバイルなのか データ通信料20GBの割安プランを発表 やはり世界的に日本は料金が高いか?
[2020.10.30] スマホスピタル秋葉原
その名もスマホVプラン
auのサブブランドになるUQモバイル。
そのUQモバイルから月20GBで月額3.980円のプランが情報が公開されました。
現在のUQモバイルプランは下記のプランが存在している。
「スマホプランS」月額1.980円 3GB
「スマホプランR」月額2.980円 10GB
上記の2つが主に利用されているスマートフォンのプランだ。
ここに来年に3つめのプランとなる「スマホプランV」が追加され3種類のプランからユーザーは選択できるようになる。
ここにきて大容量割安プランの発表を行ってきた訳だが、この背景には政府の携帯通信料金値下げ要請に応じた形といえるだろう。
これをauとしての値下げという形で落ち着けるつもりなのかは不明だが、ユーザーにとっては嬉しい選択肢が一つ増えたことに
かわりはない。
これを機にますますUQモバイルはユーザー数を増やしそうだ。
よく耳にする日本の携帯料金は高いという噂は本当なのか?
世界的に見れば少々、値が張っていることに違いはない。
ただ調べてみると韓国やアメリカと比べた場合、そこまで過剰に高いという感覚はない。
例を挙げると、毎月5GBの通信料であれば平均すると
・アメリカ 6.700円前後
・韓国 6.700円前後
・日本 5.100円前後
このようになる。
日本と韓国とアメリカの両国を比べた場合であればおよそ1.500円程度の差がある。
年間支出で考えても、十分に差額程度の意識で済むのではないかと思う。
ではその逆はどうだろうか。
つまり安い国の料金ということだ、非常に気になる方もいると思うので記載しておこう。
上記3国と同じように5GBの通信料で他国の料金を見てみよう。
・イギリス 2.400円前後
・フランス 2.000円前後
この様になる。
確かにこの2国と比べた場合であれば日本は倍以上高いということになる。
比べる国にもよるが、確かにこういった国があるのであれば日本は少々、高いという印象を持たれても仕方ないだろう。
どこまでが真実はわからないがよく耳にするのは各携帯会社の腐敗構造で不必要なまでに料金が高く設定されているというものだ。
多少、陰謀めいた話ではあるが政府が、数年前から携帯料金の値下げを推し進めているという事実があるため
すくなからず後ろ暗い所が各携帯会社には存在しているのかもしれない。
関連する話題としてDoCoMoのプランを一つ紹介するしよう。
毎月の使用料に応じて金額が変わるタイプのプランだ。
・ギガライトプラン 月3GB目安月額料金 3.980円
確かにこれを見ると20GBで3.980円は非常に安いと言えるかもしれない。
ただし、ドコモでは逆に60GBまでであれば6.980円のプランもあるためこちらであれば
UQのスマホプランVを上回る金銭効率となる。
さて、政府の見解では現在の価格から4割程度下げることは可能と示唆しているため、実現された場合はイギリスやフランスのように
低価格に近づくことだろう。
そうなれば現在の三大キャリアと言われるDoCoMo、au、Softbankが格安SIMの価格帯に肉薄するためユーザーには
これ以上がないくらいに素晴らしい展開となる。
新たな脅威となるか 楽天モバイル
三大キャリアをも巻き込んだ料金値下げ問題。
そこに新たに登場したのがタレントの米倉涼子氏を宣伝キャラクターとした楽天モバイルだ。
CMなどで「日本の携帯料金は高すぎるッッ!!」のパワーあるフレーズで同じみだ。
記憶に新しい方も多いだろう。
これだけ多く参入している電波事業に異例ともいえるプランを打ち出したのが楽天モバイルだ。
料金は1年間無料、という強気にすぎる設定を打ち出してきた。 ※電話のかけ放題といったプランはプラスに料金がかかるので注意
一部地域という限定にはなるが5Gにも対応しており、一時は申込者が殺到する事態となった。
実際に料金は1年間無料なので、はじめてのスマートフォンのプランにもおすすめできるし
2台目のプランとして選択している方も多いだろう。
無料の間に多くのフィードバックを集めたり無料期間で多くのユーザーを有料になる前に確保しておくというのは非常に賢い。
大半の人が無料期間を過ぎても手間を考えて、解約しない人が多いと考えられるからだ。
こういった形で現在も電波事業体には多くの新規業者が出てくるものと考えられる。
既に格安SIMとして地位を確立しているマイネオ、J-COM、OCNモバイル、LINEモバイルといった他業者相手に
楽天がどう戦うのかが楽しみな点である。
今は電気事業も小売りが可能となり東京電力一本ではない時代だ。
同様に電話と言えばNTT、スマホといえばなんだかんだDoCoMoという時代は終わった。
新たな事業として立ち上がった楽天は持ち前の他業種とのコラボなどを行い一気に頂点を目指す可能性がある。
楽天モバイルを契約していると、楽天関連のサービスに優遇措置が大きくつくといった事もあるだろう。
その先にはもしかしたら、スマホといえば楽天、といった未来も十分にあり得るのかもしれない。
現状での格安SIMのおすすめとは
多くの格安SIM業者の中で著者がおすすめをあげるとするとやはり前述っしたUQモバイル。
そしてワイモバイルの2社となるだろう。
この2社に関しては格安SIMとしては料金が少々、高めなのは事実だが
なによりも優先したい通信環境の良好さが良い。
格安SIMというのは基本的には三大キャリア、ドコモ、au、Softbankの回線を借りて運用する形になる。
ただし、運用できる電波帯は三大キャリアが使用している電波帯とは段階が下がる所であるため
どうしても電波状況が安定しなかったり、ある程度、地下に入ってしまうと機能しなくなる、という点も挙げられる。
ではなぜ、前述した2社は電波状況が良好なのかというと、これは格安SIMとして紹介されることが多いが
厳密にいえばサブブランドと呼ばれる携帯だからだ。
UQはauのサブブランド。
ワイモバイルはSoftbankのサブブランドとなる。
そのため使用する電波帯はいわゆるプラチナバンド、三大ブランドと同じ電波帯であるために電波状況が
全くといっていいほどに遜色がないのが売りなのだ。
これらが、他の格安SIM業者と一線を画すといっていい部分であり
頃合いな料金とそれなりに電波状況は気になるという中間層にはまさにうってつけの2社と言える。
電波と料金、そこにあるコストパフォーマンスの高さというのはなかなか、他の業種が及ばない所ではある。
よって2020年10月現在の中から格安SIMを選ぶというのであればワイモバイル、UQモバイルが
ひとまずのおすすめとなる。
もし、今すぐ選ぶ必要があるのならこの両者であれば比較的に安易で無難な選択と言えるだろう。
ただ少しまつという選択肢も悪くはない
難度もいっている通り、政府は料金を4割ほど下げる余地があるとコメントし
実際に三大キャリアも、それにあわせて行動を起こすと思われる。
その結果が今年中に現れるかは読めない所ではあるが、来年には大きな動きがあるのではと期待されているのが現状だ。
そのため上記の格安SIM業者の値段と大差ないプランが発表される可能性があるため
来年春ごろまで様子を見るというのも一つの手段だ。
そのころには各社の方針もきまり、もしかするとプランはすでに実行されているかもしれない。
携帯業界は大きく揺れており、例えば服を着る気軽さのようにSIMの選択をできる日もあるかもしれない。
まめに情報を集め、自分の生活のクオリティにあった選択をこころがけたい。