iPhoneお役立ち情報
スマホに依存するには仕組みがあった
[2021.01.24] スマホスピタル秋葉原
皆さんは毎日どれくらいの時間スマホを使っているのか知っていますか?
私は休日などにiPhoneのスクリーンタイムで今どれくらい使っています。
という通知を見るとぞっとすることが多くあります。
予定があればいいですが最近はコロナも怖いので以前のように休みの日はびっちり予定を入れることもなくなりました。
なので家でゆっくりとごはんを食べたりだらだらと掃除をしたり動画配信サイトでお気に入りのドラマをみたり
あっという間に休みが終わったというよりかは、何となくゆっくり時間が流れていきお休みが終わるという日々が続いてしまっています。
そんな中で休みだからと言って、つい触りすぎてしまうのがiPhoneです。
朝起きてなんかご飯を食べたいけどどうしようかな、せっかくの休みだし洗濯物でも回しながらなにを食べたいのか考えようかな。
なんて、だいたい考えようとしているときは考えている風でついスマホを開きアプリのゲームをし始めてみたり。
時間が立ちすぎて焦ることもないし、YouTubeを流し見しつつついいじってしまう。
そして休みが過ぎて次の日仕事に行くときに朝の電車で、スクリーンタイムのレポートがあります。
なんて通知を見てぞっとする。しかも遅くまでいじってしまったからなんだか目も疲れているし肩もすごく凝っている。
だめだとはわかっているのに毎度繰り返してしまう。
満喫するはずの休みが実は仕事をしている日の方が仕事が終わったらどこに行って、寝るまでに時間がないからさっさとお風呂に入って
洗濯もして。。。となんだか有意義に時間を使えている気さえしてしまいます。
あーあー自分は自己管理が出来なくてなんだかいやだなあ。
そんな風に思っていましたがスマホに依存してしまうのはからくりがあったのです。
毎日5時間スマホをいじっていたら
例えば一日が24時間あってスクリーンタイムの平均は5時間だった場合。
一日は24時間でそこから睡眠時間の7時間を引いたとして17時間あるなかで
一日だいたい10時間、通勤や仕事に使っているとして7時間自由に使えるとして
7時間からスマホをいじっている5時間を引いたらもう一日は24時間のうちの2時間だけ!
趣味に使う時間やなにか勉強に使う時間、今はあまり機会がなくなってしまいましたが誰かと
ごはんを食べに行く時間。自由な時間がそれしかない!!
一日7時間の睡眠時間を24時間から引いた17時間のうち5時間使っているということは
毎日5時間スマホをいじっていたとして一日の稼働時間の30%もスマホに費やしていることになるのです。
人生の3分の1という貴重な時間をスマホをいじる時間に費やしていると考えるとぞっします。
生活を振り返ってみるとこれだけ使っていたんだなということが分かり少しへらそうと思いました。
ですが着実に私たちの脳みそに侵略してくるのがスマホなんです。
なぜスマホは中毒性がそんなに高いの?
なんでこんなに依存してしまうのでしょう。スマホ脳という本によるとこの答えはギャンブル(パチンコのようなもの)だからだそうです。
全然ピンとこないどうゆうことなんだ。
スマホに触れるということはギャンブルに興じることとほぼ同じだそうです。
例えばスマホをいじってSNSをスマートに使いこなしている人と、
パチンコに通っている人、
この2つの種類の人たちは完全に同類なのです。
なぜこのような解釈になるのかというと人間の脳みそって期待が大好きなのです。
OOが起こるかもしれない!そんないい結果を期待できるシチュエーションに最高の興奮を覚えるそうです。
例えばギャンブルがいい例です。
最強かもしれない体験!かもしれない!
パチンコを何十年もずっとやっているからと言って当たるわけでもない。
実際私はパチンコをしたことがないのでわからないですが賭け事をやるときの気持ちは少しわかります。
賭け事もしないからわからないという方。
気が付いていないだけでやっているかもしれないです。例えばスマホアプリのガチャとかなんとかチャンス!なんていうキャンペーン。
その時期になにかすることによってなにか起こるかもしれない!それと一緒です。
それすらもわからない方。Twitterで気になる通知が来た!インスタで自分の好きな人がライブを初めて〇〇さんがライブを始めましたと通知が来る。
きになってみてしまう。それは何か自分にとって有益な情報が含まれているからかもしれないから。
「かもしれない」
100%良いことが起きる可能性はないけどそれでもなにかいいことがあるかもしれないから見たりする。
このかもしれないから開いてしまうことは悪いことではないんです。
ある程度脳が発達している生き物(サルや犬なども)の脳の造りがそうなっているのです。
いわば仕組みの問題なのです。
こんな実験も
例えばおさるさんにブザーが鳴ったらおいしいジュースをのませてあげます。
毎回毎回そのおさるさんにおいしいジュースを飲ませてあげるときにはそのたびにブザーを鳴らします。
これをなんども繰り返すことによりおさるさんの脳はブザーの音が鳴るとテンションが上がるようになります。
興奮成分のドーパミンが一気に上がるらしいです。
ただ、それはそうだよねと思われがちですがちょっとびっくりするのは、そのおさるさんのドーパミンが一番分泌されるときというのが
ジューズを飲む時ではなかったそうです。
なんとブザーが鳴ったタイミングが一番興奮していたそうです。
おいしいジュースが飲めてうれしい!という瞬間よりも
「もしかしたらおいしいジュースが飲めるかもしれない」という瞬間こそが一番脳が興奮していたそうです。
更に他の実験方法で、ブザーが鳴ったら毎回おいしいジュースをおさるさんにあげていたけれども
ブザーが鳴ってジュースを上げる確率をランダムにしてみたそうです。
つまりブザーが鳴っても100%もらえるわけではなく
もらえない時もある。まさにギャンブルのような状態です。
そしたら毎回ジュースをもらえていた時よりも、ブザーが鳴って
上げるときとあげないときがあった方がドーパミンの量が多かったそうです。
この実験からわかるように毎回おいしいジュースをもらうよりも
ランダムでジュースがもらえたりした方がおさるさんのテンションはぶちあがるということがわかったそうです。
自分にも当てはまることはありませんか?
確実に結果が見えているよりも確率がランダムは方が〇〇かもしれない!の興奮は高まることが分かったのです。
あまりあたらなそうでたまにあたるかもしれない。これが脳みそにとって一番気持ちが良い体験だそうです。
へーすごいことを知ってしまった!
すごいことを知ったなんて感心していませんか?
我々がそんな脳みそでできているなんて、アプリの開発者やスマホの開発者は当たり前にしっていることだそうです。
そりゃそうだ!どうやったらみんなが依存するものができるのか、仕組みを知っているうえでつくっているのです。
だからはまる仕組みを知っているからスマホ中毒者はどんどん量産されていくのです。
知らず知らずのうちに。。。無知って怖いですよね。
スマホだけではなくてSNSなんて〇〇かもしれない!の宝庫です。
例えばTwitterを開けばなにか自分にとって有益な情報を得られるかもしれない。
インスタを開いてなにかを投稿すれば好きな人からいいね!をもらえるかもしれない。
YouTubeで配信をしたらバズるかもしれない。
かもしれないばっかり!どんなSNSにもいいねボタンはありますもんね。
まとめ
〇〇かもしれない!という期待感はギャンブルとほぼ同じ。
もしくはそれ以上の中毒性があるというお話でした。
SNS使いこなしてる自分最先端!と思っているのはパチンコなどのギャンブルにはまる人と変わらない!
というお話でした。